たけちゃんさんもお正月休みに色々とドラムいじりをしているようで、
最終日ですが私も一発奮起してドラムセット入れ替えました。
手に入れたのは2,3年前だと思いますが、ずっと眠ってました。

SONORのLITE、有名ですね。
スカンジナビアンバーチでタムとフロアは9プライの6mm、バスドラは12プライの7mmです。
かなり薄いプライを張り合わせていますね。
シェルのエッジを見るとSONOR独自の縦横交互にプライしているせいか、
濃淡のコントラストが奇麗に見えます。
アウターの木目も奇麗です。個人的には塗装ものよりも
こういったエキゾチックフィニッシュが好きですが、最近はなかなかないですよね。
12、13インチのタムに、16インチフロア、22インチバスドラ、昔の王道サイズです。

ドラムヲタク的にはシグネチャーシリーズも気になるんですが、
あれは高価な上に絶対に実用しない自信があるので躊躇しています。

LITEは重さが持った感じも現代のセットとそう変わらなくて、
またタムのサイズもチョイ深胴程度なので、違和感なく使用できます。
フロアの深さが17インチだったり、バスドラの深さが17インチだったりはご愛敬。
叩いてみて気づいたんですが、このタムホルダーは部分的にちょっと細いんですね。
で、タムを叩くと全体が程よく揺れていて、
なんかサスティーンに寄与している気がします。
たまたまなんですかね、それとも狙って設計したのか。結果オーライです。
あと、ソナーに共通のシェルサイズがちょっと小さく、フープとの間に隙間が空きます。

今回はタムとフロアにアンバサコーテッド、裏はクリアコーテッド、
バスドラ打面にEmad2、フロントにファイバースキン+Kichportの組み合わせ。
バスドラ内部には毛布を入れています。

で、音ですが、

基本的には丸くファットな音像なのですが、音の立ち上がりが速い感じです。
これぐらいの薄いフープで、このサイズだと普通はちょっとぼやける感じになるのですが
それがなく、速いフレーズでもちゃんと一音ずつ立って聞こえます。
それでいて太い音像が残るものだから、一音一音ドーンと鳴らそうと思えはそれもできる。
さすがにフォルテで叩いた時の音の太さは厚胴シェルのドラムのようにはいきませんが、
その代わりにピアノで叩いた時の反応の良さがあるみたいなバランスですかね。
バスドラは強力ですね。そのようなヘッドを張ったせいもありますがドーンと鳴ります。
でも20インチの方が使い勝手良さそうかな、とか思ったりして。

録音もしてみましたのでどうぞ。いつものようにZOOM Q3の一発録り。
12タムと13タムの音程差をつけるのをミスっちゃった(笑)



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